本年度の全国大会は12月11日(土)・12日(日)に関東学院大学関内メディアセンターで開催します。本年度は、プログラムにある通り多くの発表がある大変充実した内容となっています。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
また、懇親会は横浜中華街での開催を予定しています。お互いに交流を深める良い機会です。初めての方でも楽しく参加できる懇親会です。こちらも、たくさんのご参加をお待ちしています。
日時
2010年12月11日(土)・12日(日)
場所
関東学院大学 関内メディアセンター
(横浜市中区太田町2-23 横浜メディア・ビジネスセンター(YMBC)8F)
(http://univ.kanto-gakuin.ac.jp/modules/media7/)
プログラム
<12月11日>
10:00 開会の辞 大会運営委員長・大森昭生(共愛学園前橋国際大学)
10:05 研究発表 ①[M-803教室] 発表要旨はこちら
10:05~10:45 発表(1)司会・松下千雅子(名古屋大学)
フェアバンクス香織(文京学院大学)
「晩年の「ニック」―『エデンの園』と「最後の良き故郷」をつなぐmiscegenationalな憧憬」
10:45~11:25 発表(2)司会・塚田幸光(関西学院大学)
勝井 慧(関西学院大学・院)
「死とノスタルジア―『誰がために鐘は鳴る』における「匂い」―」
11:25~12:05 発表(3)司会・倉林秀男(杏林大学)
疋田知美(関西大学・院)
「コーパスと文学的想像力で読む“Hills Like White Elephants”」
12:05 昼休み・合同委員会[M-805教室]
13:30 研究発表 ②[M-803教室]
13:30~14:10 発表(4)司会・岡本正明(中央大学)
中村嘉雄(宇部工業高専)
「暴力はどこにあるのか」
14:10~14:50 発表(5)司会・平井智子(広島国際大学)
関戸冬彦 (立教大学・兼)
「英語教材としてのヘミングウェイ作品の可能性―どうすれば「英語」の授業で使えるのか?」
15:00 ワーク・イン・プログレス 発表要旨はこちら
15:00~15:10 イントロダクション[M-803]
15:10~16:20 グループ・セッション
Aグループ:[M-803]
コーディネーター・千葉義也(鹿児島大学)
倉林秀男(杏林大学)
「ヘミングウェイ作品における『意識の流れ』と『内的独白』の文体」
Bグループ:[M-803]
コーディネーター・大森昭生(共愛学園前橋国際大学)
長尾晋宏
「黒いバッタ」と「茶色のバッタ」―「大きな心臓の二つの川」におけるバッタについての一考察」
Cグループ:[M-805]
コーディネーター・柳沢秀郎(名城大学)
安田(田中)沙織(大阪大学・院)
「「他人の心は暗い森のようなもの」-生前未発表短編にみる記憶と孤独」
Dグループ:[M-806]
コーディネーター・高野泰志(九州大学)
横山晃(立教大学・院)
「Jordanが夢見る男性主体と父の抑圧―For Whom the Bell TollsにおけるMariaの受動性と欲望の傷痕―」
16:20~17:20 全体セッション[M-803]
17:20 総会 事務局長・前田一平(鳴門教育大学)
19:00 懇親会
横浜中華街で気軽な懇親会を開催します。ふるってご参加ください。会場等の詳細は当日お知らせします。会費は5千円程度の予定です。出席希望は事務局(hemingwayjapan@yahoo.co.jp)へemailで通知願いします。〆切は12月3日(金)。当日の参加も可能ですが、準備の都合上、事前の出席通知にご協力願いします。
<12月12日>
10:00~13:00 シンポジウム「ヘミングウェイと映画」 内容はこちら
司会・イントロダクション 塚田幸光(関西学院大学)
(1)長澤唯史(椙山女学園大学)
「外傷という様式―ホークス、ノワール、ヘミングウェイ」
(2)宮脇俊文(成蹊大学)
「小説と映画的想像力―ヘミングウェイとフィッツジェラルドの場合」
(3)塚田幸光
「Framing Desire/Hemingway―四角、斜線、視線」
11:30~12:00 コーヒー・ブレイク
13:00 閉会の辞 会長・島村法夫(中央大学)
会場案内